ロッドのメンテナンス

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釣りを楽しんだあとは、ブランクスとガイドに流水をかけて、塩分や汚れを流しましょう。ガイドに汚れが残ったまま放置して、次回釣行にそのまま使うと、PEラインに傷がついてしまう事もあります。

また、ロッドのジョイント部に、砂などが噛みこむと大変です。ちゃんと汚れをとりましょう。

グリップは、特に汚れやすい部分です。魚を触りヌメリがついた手でグリップを握ると、汚れて匂いの原因にもなります。EVA素材は傷つきやすいので、やさしく手で洗いましょう。酷い汚れは、ペーパーで軽くこすって落とします

その他、定期的なメンテナンスも重要です。酷使されているエギングロッド、釣行時にボキッと折れたら、お顔真っ青。エギングロッドの不調は、ライントラブルにも直結します。しっかりメンテして、トラブルの予防をしましょう。


ロッドブランクス

ロッドブランクスとは、竿の棒の部分です。時々は、濡らして固く絞った布で、拭きましょう。そのあとに、フッ素樹脂で表面をコーティングすると完璧です。


ボナンザが有名です。表面の凹凸を埋めるように被膜を形成してくれます。
ムースタイプで、ブランクに塗って薄くのばしたあとに、カラ吹きするタイプです。
表面が滑らかになるため、PEラインの摩擦を軽減してくれます。また、PEラインがブランクに張り付くのも防いでくれます。雨の日の、ブランクへの張り付き、うっとおしいですよね。

また、ロッドをぶつけて、塗装がはがれたり、傷が入ったりしていませんか?キャスト時にPEラインが通過するガイド付近に傷があると、PEラインを傷めてしまいます。


エポキシ剤などを塗りって硬化させた後に、磨きクロスでこすり、表面を滑らかにしましょう。イカに噛まれてエギがボロボロになった時にも使えますよ。

ガイド

知らぬうちに、ぶつけたりして、ロッドのガイドには小さな傷が入っていたりします。ロッドのガイドを指で触ってみて、ザラザラしていたら、みがきクロスで拭いてなめらかにしましょう。

特にトップガイドは、PEラインが絡むことが多く、PEラインを傷つける恐れがあります。時々、トップガイドを確認してみましょう。


このみがきクロスは、リールのスプールエッジの傷にも使えます。

ガイドの材質はチタンやステンレスなどがあるのでクロスもそれに合ったものを使いましょう。オイラのロッドはチタンですが、ガイドのクロスと一緒のものを使ってます。

エギングロッドのガイドはかなり酷使されています。錆の付着やガイドを固定するエポキシに割れがないか確認しておきます。

少しぐらいエポキシが割れていても、すぐに致命的な故障にはなりませんが、オフシーズンにはエポキシをし直しましょう。


ガイド表面をコーティングする、吹きつけるだけのスプレータイプもあります。ブランクのムースタイプではふき取りにくいので、スプレータイプを使います。ラインの絡みつきを防ぎ、快適に釣りができます。


ロッド保管

保管場所ですが、直射日光を避けて風通しの良い場所に保管してください。車の中に入れっぱなしは厳禁です。車中は高温となるため、塗装のひび割れや、はがれの原因となります。

ロッドをロッドベルトで強く締め付けて保管すると、変な曲がり癖がついてしまうので気を付けましょう。