リールのオーバーホール2

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オーバーホール1では、ローターを外すところまで行いました。

これからワンウェイクラッチ部を分解していきます。ここからが本番。小さなパーツも出てきますので紛失しないよう注意して作業しましょう。





11. プレートを留めているスクリューを外します。



12. プレート2枚を外します。私のルビアスにはワッシャーが入っていました。展開図には載っていません。1つがプレートの裏側に一緒にくっついてきて、落としてしまいました。紛失注意!



13. このプレートを外すとワンウェイクラッチが見えてきます。



14. これがワンウェイクラッチ。リール逆転現象の原因となるのがこのパーツです。ワンウェイクラッチに油が廻ってしまうとクラッチが効かずに逆転してしまいます。そんなときは交換しましょう。
ストッパーカムが見えます。ストッパーレバーと連動して、ストッパーON/OFFを切り替えます。



15. ワンウェイクラッチを外すまでおこないました。ここまでで全行程の半分ぐらいです。



16.ワッシャーはここにもありました。展開図にはのっていないようです。
ローターと一緒にくっついてくる事も考えられるので、紛失しないよう注意。



17.クラッチリングを外します。ワンウェイクラッチと対になるパーツで、同様にグリスオイルなどは厳禁。クリーナーでしっかり脱脂しておきましょう。



18.セットスクリュー3ヶ、プレートを外します。



19.ピニオンギヤをつまんで引き抜きます。



20.ピニオンギヤと一緒にベアリングが付いてきました。



21.ワンウェイクラッチ部の分解ができました。リールの逆転現象がおきたらワンウェイクラッチを交換するのですが、この程度なら難しくないのでチャレンジしてみては?次回はボディ本体を見ていきます。