冬のアオリイカ

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数釣りを楽しめた秋と比べると、冬は釣れる数は少なくなりますが、1kgを超えるサイズが混じるようになります。

防寒対策をしっかりして、フィールドへ出かけましょう。



暖かいところを狙え

水温が15℃以下になると、アオリイカは水温の安定した沖へ移動するため、ショアから狙うのは難しくなります。しかし、水深があるポイントやワンドになっているポイントは、水温が安定しているのでアオリイカが潜んでいる可能性が高いといえます。

ベイトの有無はもちろんですが、この時期は海水温がキーポイントで、根が多くあり外気温の影響を受けにくい水深のあるエリアを選びます。エギを底から離し過ぎないように、大きくゆっくりじっくり攻めると効果的です。

朝マズメよりも昼間の日光で水温が温められた夕マズメや、何日か暖かい日が続いた時などに釣果が集中します。



海水温は、外気温の影響を受けて変化します。よって海の中は、季節より1か月遅れと例えられます。各地域の水産試験場や水産技術センターなどでは、ホームページで海水温がわかる海況図が公開されています。それらを参考に釣行を計画するのもよいでしょう。

冬の海

水温が低下した冬の海は、海中のプランクトンが減ることにより透明度が高くなります。よってアオリイカの警戒心が強くなり、日中エギングではアオリイカを釣ることが難しくなります。

アオリイカは日中はストラクチャーに身を潜みじっとしていますが、夜間になると活発に餌を求めて行動します。よってこの時期は、日中よりも夜間のほうが釣りやすいと言えます。