アオリイカの生態

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まずは、アオリイカとはどういうイカなのかを知っておきましょう。

アオリイカは、大型のものでは胴体の長さが50㎝にもなります。本州以南の沿岸部で生息していますが、ヤリイカ・コウイカ・ケンサキイカなどの他のイカも生息域が似ていることから、エギングで良く釣れてきます。





アオリイカの生態は解明されてない部分も多く、最近では「あかいか系」と「しろいか系」の2種といったり、「くわいか系」を含めた3種といわれたりもする、実は謎が多いイカだったりします。

身が厚いので歯ごたえがあり、甘味が強いので味は最高。グルメブームも手伝って、最近は東南アジアなどからも輸入されるようになり、スーパーやレストランでも見かけるようになりました

獲れたて新鮮の美味い魚を食べることができるのは、釣り人の特権です。ぜひ皆さんもエギングにチャレンジしてください。

アオリイカの一生

アオリイカの寿命は一年だと言われています。

初夏に生まれたばかりの新子は秋~冬にかけて、沿岸部で活発にベイトとなる小魚を追い求めて成長します。そして、冬の水温の低下とともに徐々に水温の安定した深場に移動していきます。深場でさらに大きくなったアオリイカは、春先になると産卵のため接岸し、死滅します。

しかし実際はというと、産卵時期が数か月と長いことなどから、春先に新子サイズが釣れたりもします。

アオリイカが釣れる時期

親アオリイカが産卵のために接岸する春と、生まれた新子が活発にベイトを追う秋が釣れる時期になります。秋は小型中心ですが、これから始める初心者にはうってつけの季節でもあります。よって、春の大型アオリイカと、秋の小型では狙い方が少し異なってきます。違いについては後で詳しく説明します。

冬は水温15度以上が条件となり、下回ると厳しい釣りとなります。しかし、水温が安定した水深のあるポイントや、船で沖まで出ることで、アオリイカは真冬でも狙うことができます。

夏は生まれたばかりのため、釣りの対象にはなりません。

アオリイカの雄雌

アオリイカの雄雌は胴の模様で判別します。

 オスは白い横線模様

 メスは白い丸模様

とても獰猛

活性が高く捕食モードに入ったアオリイカは、盛んにエギを追いかけます。

自分より大きなエギでも抱きついてくるので、大きなエギの方がアピール力が高く、有利にエギングを展開できます。