堤防

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週末となると、堤防にはたくさんの釣り人でごったがえし、なかなか思うようにポイントに入れないこともあります。竿を出すときには周りの人に声をかけて入るなどの気配りも大事です。他の釣り人の邪魔にならぬようエギングを楽しんでください。

堤防は、足場が良く比較的安全ですので、初心者にもお勧めです。

攻めどころがいっぱい

堤防は海草、沈み根、消波ブロックなどストラクチャーが多く、アオリイカの絶好の住処です。

消波ブロック(テトラポッド)は、足場が悪くて大変危険です。夜露や雨で湿っていると、簡単に滑ります。湿ったコマセや、イカを釣った後のヌメリにも注意しましょう。




その中でも一級ポイントは、堤防先端部。潮が動きやすく、アオリイカはもちろん色々な魚が集まるので、運よく空いていたら必ずチェックしましょう。

秋には、堤防から港内にむかってキャストすれば、秋の小型アオリイカが狙えます。港内へ向かってキャストするときは、停泊してある舟やロープなどにエギを引っかけないよう注意しましょう。港内は波が穏やかなので、アタリや着低した時のラインの変化が見やすく、初心者には最適です。



港外の沖に向かってキャストすれば、大型のアオリイカが狙えます。エギをロングキャストして沖にある根の周りを狙ってみましょう。

海草が密集している場所があれば、春には大型のアオリイカが産卵のために寄ってくるかもしれません。

漁港は漁師さんの舟が出入りします。舟が通る舟道は周りよりも深くなって変化に富んでいるのでベイトが多く、港内外を移動するアオリイカの通り道です。大型の漁港でしたら、マズメ時にはベイトを求めて港内に入ってくる事も多く、じっくり攻めてみたいポイントです。

意外と穴場なのが、堤防付け根の浅い部分や、そこから広がるゴロタ海岸。シャロー攻略にもありますが、やる気のあるイカがいたら一発でヒットしてくるので、エギを投げてチェックしてみましょう。

堤防は、エギンガーが入れ替わりで入ってプレッシャーが高いため、初心者は釣りにくいかもしれませんが、他のエギンガーを見てどのように釣っているのかをみるだけでも参考になると思います。

堤防で狙うタックル

堤防では取り回しのしやすい汎用的なロッドで十分です。しかし、プレッシャーが高くアオリイカがスレていることも多いことから、竿抜けポイントがねらえるように遠投できるロッドもあるとよいでしょう。