潮汐について

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釣行予定をたてるのに、潮回りを気にする方もいるでしょう。一般的に、大潮の日は、魚の活性があがり良く釣れると言われています。一日の中でも、満潮、干潮があり、上げ7分下げ3分が良いと言われます。

魚と密接な関係にある潮汐。

潮汐がわかると、好釣果の確率があがり、釣りはもっと楽しくなります。ちょっと難しいかと思いますが、解りやすく簡単にご説明します。

潮汐が起こるわけ

月が地球に及ぼす引力と、地球と月が同じ重心を中心として回転することで生じる遠心力で、潮汐(潮の満ち引き)が起こります。



地球は1日に一回転するので、基本的には満ち引きは1日で2回ずつ繰り返されます。しかし、満潮から次の満潮までの周期は約12時間25分のため、1日に約50分ずつ満ち引きの時刻が遅れます。そのため、干満の時刻が変わったり、満ち引きが1日に1回のときが出てくるのです。


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潮回り

地球の周りを回っている月の引力で満ち引きが起こると説明しました。月は地球の周りを回りますが、地球は太陽の周りを回っています。地球が月と太陽の両方の影響をうけることで、大潮→中潮→小潮→長潮→若潮→中潮→(大潮へ戻る)というサイクルの潮回りがおきます。

月、太陽、地球が一直線に並んで、双方の力が重なりあうと、干満の差が大きい「大潮」となります。






対し、太陽と月が直角に位置するときは、打ち消しあい小潮となります。この中間を中潮と呼びます。




小潮から大きくなる潮回り時に限り、小潮の後に干満の変化がゆるやかに長く続くようにみえる長潮、その翌日に潮返りの若潮があります。

目で見てもわかる

潮時表が無くても、海や空をみる事で、だいたいの状況が判断できます。

例えば、テトラや堤防の壁面に張り付いている貝をみて、海水につかっていれば満潮、海面に出ていれば潮が引いている事になります。海水に濡れている範囲をみれば、潮が上げてきているのか、引いているのかが解ります。

空の月の形を見て、満月または新月だったら大潮。半分に欠けてたら小潮です。月の位置をみて、真上にあれば満潮、水平線にあれば干潮になります。

いかがでしょうか?

仕組みを理解すると、釣りの世界が広がります。朝マヅメ夕マヅメの時合以外に潮汐も考えれば、今は釣れないので休憩しようとか、ここからが勝負時!など効率の良い釣りができますよ。